【日記】スーパーでおさかなと出会いました。

スーパーでおさかなと出会いました。


おさかなは美味しいです。
なぜって、美味しくないおさかなは、
食べ物だと認識されていないから。
ああ、今日もまた一つ、推論上の誤謬を犯してしまいました*1


毎日おさかなを食べても、日付がかわるとまた、食べたくなることを、
正当化する議論をしようとおもったのだけど、失敗です。
かなしいたけだ( ;꒳​; )泪。


私の感覚は、またもや、正当化されることなく宙吊りに!→→→
秋のすずしい風に吹かれて、根拠のない感覚は、
ふわふわ・ひらひらと、空を舞いました。
しかし感覚は、どうして、まだそこにいるのでしょうか。
ふわふわと、自由にあたりを泳ぐくせに、
どこかに向かって、飛び去ってしまうこともなく、
似たようなところにずっと浮かんでいる感覚。
きっと私のことがすき。


たぶん天国。そう、天国です。
天国というものがあって、そこから無数の紐が垂れています。
それが、感覚の首に巻き付けてあって、どこか遠くへいかぬよう、
綱の役割をしているのです。
天国にはなにもないが、ただ感覚をとどめおく絆の根だけが、
天国の底から出てきています。


天の命令だから仕方ない、そうおもって、私は今日もスーパーへ、
おさかな出会いモクで繰り出していきました。


半袖だと、夜はちょっと寒いです。
でも、スーパーはもっと寒い。
スーパーというところは、だいたい、冷気がびっちり詰まっていて、
それがちくちく肌を刺すから、
あまり、生き物には向かない場所なんだとおもいます。
おさかなも、プラスティック製の服を着せられています。
表側は発泡スチレンの、ちょっと硬めの生地でできていて、
内側はやわらかいスチレン・シート。
汗をかいても、心配ないね。
きっとそこは、とても冷たくて、汗なんか掻かないとおもうけどさ。
服の半分はちょっと透けていて、おしゃれです。前衛的な服なんだとおもいます。


かつては、さかな屋というものがあって、
おさかなと出会いたければいつもそこに行けばよかったらしいけど、
無認可営業がバレてなくなっちゃった( ;꒳​; )!。
そこでは、おさかなは裸のまんまでいたそうです。
おさかなが服を着るようになったのは、ここ50年くらいらしいです。


同じ服を着たおさかな。
外見より中身がだいじ。
ひとりひとりと目を合わせると、
濁った瞳は逆回転をはじめて。
もとの綺麗な芽を見いだせたら、
それが今日の運命のおさかなです。


*1:あるものが、美味しいか否かは、ひとに、依ります。つまり、あるおさかなが美味しい、というのは、ある精神があって、その精神が美味しいという判定を下しているということです。したがって、このこと(だけ)から、私にとって、すべてのおさかなが美味しいということを、結論するのは、無理です。