日記 : 宙に浮かんでいたら嬉しいもの / 嬉しくないもの一覧

宙に浮かんでいたら嬉しいもの / 嬉しくないもの一覧 :

↓↓↓ 嬉しいもの💕(っ´ ꒳ `c) ↓↓↓

  • 賞味期限の切れた誕生日ケーキ : 誕生日を祝われて嬉しい人間と嬉しくない人間がいる。だから誕生日を祝うという行為自体を慎重に行わなくてはならない。或いは、誕生日に無関心であるような人間もいる。また、自分の誕生日を祝おうと思って、ケーキを買ってきたものの、それを、忘れてしまうこともある。そうして、冷蔵庫の中で、賞味期限切れのケーキを生成してしまう。賞味期限が切れたケーキは、往々にして、誕生日も過ぎている。だから、それは、もう誕生日ケーキではない*1し、ケーキかも怪しい*2。でもそれは大量のクリームが使われていて甘いので、美味しくて、好き。脂肪と糖。

  • 半分に割れたマカダミアナッツの殻 : マカダミアナッツは、そのまま食べることよりも、何らかの形に加工されたものやそのフレーバーを接種することのほうが圧倒的に多い気がする。そうやって、マカダミアナッツを食べたことないのに、マカダミアナッツを知った気になっていたから、そのままのマカダミアナッツを、買ってきた。マカダミアナッツは歯で砕けない殻に守られていて、かわいい。これを割ると、殻の裏側が、栗に、なっている。実は反転している、逆栗*3。栗忌むってことだ。

  • 毛布或いはタオル : タオルタオルふかふか。包まって寝ることが可能。夜寝るときには、足も、頭も、毛布の外に出してはいけない。黒くてひょろっとした、怖いものに、話しかけられてしまうので!。でも逆に考えてみよう。毛布をかぶって、何もいないはずの場所(でも、よくそいつが張り付いてこっちを見ている、あの場所)に向かって、大きな声で話しかける!。たぶん、そいつを、私が、怖がらせることができる。

  • 中学生 : 陽の光にあまり照らなかった。

  • リップクリーム : 適切なリップクリームを塗ると、未来のひび割れを防ぐことができる。愛すべきぬいぐるみ、との関係もまた然り。しかしテクスチャが合わないと発狂せざるを得ないので、自分に、あったものを探さないといけない。あっていないリップクリームは、そのうち逆小人になって、どこかへ行ってしまう。逆小人はそのとき、私の本当の子供を、私の許に置いていくのだけど、かわりに、私が大切にかわいがっていたアザラシのぬいぐるみをもって行ってしまう。

  • しまうまのしましま模様 : ラブコメの波動というものがあるらしい。そしてそれは一部の人間にとって知覚可能なものであるらしい。いままで私は知覚できたことはない。おそらく大抵の恋愛譚(それは屡々、本や、モニターや、イヤホンの、中にある)で描かれる人物も、そうだろう(内部で語られるラブコメの波動は、多くの場合、メタ発言に分類される!*4。)。そうすると、誰も、ラブコメの波動を感じていないのに、それによって、ラブコメが形成されてしまう。これを現実に回帰させる*5と、どうなる??!の?!?!。

  • 特別な思い入れがあるわけではないけれど、どこかずっと気になっていて、いつの間にか心の端っこの楽しみを司る部分を不法占拠していたお祭りが終わった後の、帰り道 : 脳内の不法占拠者、例えば、イヤーワーム、睡魔、空腹、過去の自分に対して果たさなくてはいけない義務、驚愕 / 怒り / 悲しみを埋める空白など!、は知らず知らずのうちに私の意識を侵食してきて、今や私の言葉を饐えさせてしまった!。脳を不法占拠しているのだから、毛布にくるまっても、防ぐことはできない。そのくせいつの間にかすっと消えてしまって、私は宙に放り出されてしまう。ふわふわ〜💕。

  • : 漸近可能なくせに、到達はできないから、到達できないことを明示する意味で、宙に、浮かべておけばいいと思う。

  • 幸福 : 大切なぬいぐるみを抱きしめるような行為が、幸せなのだけど、意外と、無味乾燥で歯ごたえもないよ〜( ;꒳​; )!!。実は、幸福っていろんなところに隠れていて、誕生日ケーキに刺さった蝋燭に巻いてある銀紙の隙間に詰まっていたり、学ランのカラーの部分に付着していたり、ペットボトルのラベルの裏にべったりくっついていたりするから、虫眼鏡を使って見逃さないように、ミクロスパーテルを用いて取りこぼさないように、丁寧に特別化しよう!。そうして幸福がきれいな特別になったら、暖炉にくべて、煤になった幸福を煙突から世界中に放って、もう二度と地上に降り注ぐことのない星月の光を想って涙を流そう!。

  • 無気力によって上昇していく、宇宙の悲しみの総体 : 悲しみは放っておくと勝手に宙に浮かんでいってしまう。私は悲しみの簒奪者です。悲しみを独り占めします。どうですか?、羨ましいでしょう?。

  • 生まれてくる前の私 : 私は昔からずっとここにいて、これからもここにいるはず(私は少くともそう思って生きてきました)なのですが、ひょっとしたら、私は、元々宙にいて、そこからこの地上に落ちてきたのかもしれないです。時刻19928487535783992より以前の記憶がないのは、このせいなのかもしれません。もし宙に浮いている生まれてくる前の私を見つけることができれば、タオルなどでリードを作って、正しい場所に連れていて、正しくこの世界に落ちてきて、正しく成長させることができるかもしれません。寧ろ、意図的に誤らせて……?。逆にボジーッセメルトとして漂流させるのも、ありかも💕。

  • ねこ : かわいいねっ💕。大好き💕💕。




↓↓↓ 嬉しくないもの🌞(Φ’ W Φ)⁻¹ ↓↓↓

  • お金 : たくさんの人間が触っていて、それほど衛生的なものではないから、ちゃんと使ったら手を洗ったほうが良いです。

  • 押し入れの中で次の3月を待っている雛人形 : 娘が家を出てからも雛人形は、また、押し入れの外に引っ張り出されるのを待っている。あるとき眼の前に積まれた、夏服の詰まった衣装ケースがどかされた。もう二度と叶わないと思われた望みがやっと祝福されるかと思った。押し入れの外に出された。そのまま車に積まれた。別の家にいくようだ。元気な男の子がいるといいな♪。

  • 未来

  • 凹凸の増えたカレンダー : 凹凸の増えたカレンダーはゴワゴワした手触りのタオルになる。確かに紙をクシャクシャにすると相対的に柔らかくなるのだけど、それでも紙は紙だ。ワクワクさんは紙をクシャクシャにすることによってぬいぐるみのための毛布を作っていたけど、ぬいぐるみからしたら、暖は取れないしゴワゴワだしで、たまったものではないと思う。布団、或いはベッドにするにも向かない。しかし、どういうわけか私を含む人間たちはカレンダーに夥しい凹凸を付与して、それを集めてその上で寝る。すやすや。私の肩こりの原因はこれだ。

  • 学校の授業のためだけに利用できるように様々な機能が封印されたパソコン : 純正の、空回りがちなお節介のお風呂に浸かり続けたせいで、パソコンの機能の封印が解けて猶、海で泳ぐことをしない。通学の駅のプラットホームでは、逆方向の電車に乗って知らない場所に行くことを望むのに、相対的に出席強制力の弱い日にもすすんで押しつぶされに行く。寝てたら本が読みたい。本を読んでたら寝たい。

  • 無矛盾な私の人格

万物が、宙に浮かんでいたら嬉しいか嬉しくないかに二分されるわけではないのだけど、 大抵の2つのものには、相対的な順番をつけることができちゃうね💕。

*1:誕生日はすでに過ぎてしまったから!

*2:食べ物が食べ物でいられるのは有限の時間で、大抵の場合とても短い。死んでしまったはずなのに、生きているみたいだ!。

*3:ぎゃくくり??!?!?!??!??!?!

*4:メタ発言を作品の外に置くのは、必ずしも得策ではないが、しかし、恋愛譚は、現実に起こったことの切り取りであるから、その時点まで、状況を回帰させる必要があります。

*5:前注を参照のこと。